初めての登山。三重県 尾高山にて遭難する。
この前の日曜日(2009/09/27)三重県にある尾高山という山に登ってきた。
私自身、登山は初めてで、一緒に登ったメンバも、私と同様に始めてが一人、1回の登山経験者が一人と、全然頼り無いメンバだった。
当初の予定はこうだった。
①尾高山山頂を目指す
②尾根を通り女郎滝という滝を見る
③川沿いを歩いて下山する
結論から言うと、予定通りのポイントを通過して下山する事ができた。
だが、②にたどり着くまでに遭難状態になってしまった。
理由は沢山あるが、やはり経験不足に因るところが非常に大きかった。
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女郎滝という滝には尾根から川に向かって下っていく必要があった。
しかし、その下っていくタイミングが所持しているマニュアルから読み取る事ができ無かった。(正確には、マニュアルに指定された降りるポイントを見つけることが出来なかった)
結果、本来降りるべき箇所から遠く離れた尾根の途中の急斜面を降りてしまい、滝のある川の超上流に出てしまった。
この時点では、その川が目的の滝に通じているかすら分からず、本当に怖かった。
飲み物もあまり無かったので、川の水をがぶ飲みして川沿いに進んでいった。
このときは、この川が女郎滝に通じる川だと信じ、また、最終的には人類の住む街に通じていると信じるしかなかった。
当然、登山道ではないため、一歩間違えば死ぬような箇所が数え切れないくらいあった。
川を下り続けて数時間。。やっと目的の滝に到着。
この時点で3人は疲れきっていた。しかし、日没は近い。
滝の前で小休憩(じっくり眺める余裕は無かった)し、また川沿いを歩き始める。
夕暮れが近づいてきた16:30ごろ、遂に巨大な人工物を発見。
これほど人間が作ったモノが愛おしく思えた瞬間は無かった。
そんなわけで、何とか下山する事ができた。
3人とも生きて帰ってこれたのは奇跡としかいいようが無かった。
もし、もう少し出発が遅ければ帰ってこれていたかは分からない。
もし、メンバの一人が怪我でもしていたら、その一人は置いてこざるを得なかったかもしれない。
本当に生きて帰ってこれてよかった。
【尾高山資料】
http://www.mtweb.jp/yamatabi/toukai/odaka_syakagatake/odaka_syakagatake.htm